インターネットで偽ブランド品を販売したとして、県警生活環境課と栃木署は２１日、栃木市大平町真弓、会社員、出口康之容疑者（４９）を商標法違反（侵害）容疑で逮捕した。また、県警は１４日、出口容疑者方を家宅捜索し、偽ブランド品の財布など約７５０点を押収した＝写真。
容疑は７月１５日?８月１７日ごろまでの間、インターネットのオークションサイトに高級ブランド「アンナ?スーイ」の偽造財布を出品し、日光市の男性会社員（３５）などに財布２個を計２８１０円で販売して、商標権を侵害したとしている。
同署によると、出口容疑者は昨年１２月ごろから販売を始めたという。「生活費を稼ぐためだった」と容疑を認めている。「商品は中国から輸入していた」などと話しており、裏付け捜査を進めている。【松本晃】
１０月２２日朝刊
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